担当ご挨拶

はじめまして。
税理士法人YFPクレアの佐藤と申します。

これから月一回程度、動物病院を経営されている先生や開業を予定している先生、または開業を検討されている先生に向けてお役に立つ情報をコラムとして発信していきたいと思います。

・知っておいて欲しい動物病院経営ならではのこと
・動物病院経営にも通ずる一般的な経営の考え方

どちらにも触れていきたいと思います。

さて、私は弊社ホームページ内におきまして「動物病院専門コンサルタントです」と紹介されておりますが、えー……やや誇大広告です…すみません。

動物病院のお客様を多く担当していることは事実ですが、他業種のお客様とも数多くお付き合いさせていただいています。

だからこそ、
“動物病院経営の特色”
“動物病院経営に活かせる他業種のありよう”
両面を見ることが出来ている、と自負しています。


予定している内容(案)につきましては、おおよそ以下のものを考えています。

  ・動物病院経営の現況を知る ~データからこの業界を俯瞰する~
  ・創業時に確認すべきこと ~いくら稼げばあなたの医院は継続するのか~
  ・借入金戦略 ~動物病院の場合~
  ・成長期の考え方 ~実は最も悩み多き時期~
  ・店舗物件(不動産)は、賃貸か購入か ~どっちのデメリットを取るか、という選択~
  ・納税する方がお金は残る ~節税の罠にはまらない~
  ・スタッフ問題 ~最も経営者・スタッフ間にギャップのある業種かもしれない~
  ・エンディングをイメージする ~老後を見据える 退職金は長期間で準備する~
  ・M&Aという選択肢 ~価値を高めて売却する~

他にも何かリクエストがあれば是非、メールください。

satoh-akifumi@tkcnf.or.jp
佐藤

書いて欲しいテーマでもいいですし、個別の相談でも喜んでお答えします。
お気軽にご連絡くださいませ。

第一回コラム

さて、第一回目の今回は、動物病院経営の現況ついてお話したいと思います。

結論:
《動物病院経営は、今後、サバイバル競争が激化していくビジネス》
ゆえに
《市場が伸びているうちに、開業し固定客を掴むことのアドバンテージは大きい》


あまり愉快ではないお話を含みますが、先生にとって大切な情報ですので、ぜひお目通しください。

端的にまとめると
(1)ライバルは増加
(2)将来的(数年後?)には市場規模は縮小する可能性は高い
(3)しかしながら、現在はまだ市場は拡大している

次は一つずつ解説致します。

(1)ライバルは増加

  令和2年12月31日において
  ・動物病の数 16,234件
  ・上記のうちペットの診察を行う動物病院(=「小動物、その他」の動物病院)数は12,247件

  ・「小動物、その他」の動物病院の件数は、年々増加、
  平成25年:11,032件
  平成26年:11,259件(前年から227件増)
  平成27年:11,486件(前年から227件増)
  平成28年:11,675件(前年から189件増)
  平成29年:11,839件(前年から164件増)
  平成30年:11,981件(前年から142件増)
  令和 元年:12,116件(前年から135件増)
  令和 2年:12,247件(前年から131件増)

  ※農林水産省「飼育動物診療施設の開設届出状況(診療施設数)」より

  つまり、年々競争相手は増加の一途です。ただし、増加数、率ともに鈍化してます。

(2)将来的(数年後?)には市場規模は縮小する可能性は高い

  犬のJKC新規登録数は、平成21年から23年くらいをピークに平成24年以降は毎年減少しています。

  頭数の減少=動物病院業界全体売上の減少、というほど単純なお話ではないのは確かですが、
  概ね比例すると見るべきでしょう。

  また、日本の人口は2011年以降減少しており、この流れが止まることはあり得ません。
  経済的な豊かさも失われていくというのが、大方の見方です。  
  こうなると、贅沢品ともいうべきペットにかけるお金も減っていくはずです。
  もちろん、これは何もペットビジネスに限った話ではございません。
  他の数多くある国内の業種と同様に、動物病院の市場も長期的には縮小していくと考えるのが自然かと思います。
  少なくなったパイを増えたライバルたちと争うことになります。

(3)しかしながら、現在まで市場は拡大している

  犬のJKC新規登録のピーク時から10年が経ちましたので、このときの犬が老犬になりはじめている現在からの数年間が
  動物病院業界全体の最盛期となるかもしれません。
  公共社団法人日本獣医師会「小動物獣医領の現状と今後の対応」(令和元年7月)によると、
  小動物診療施設の年間売上高合計、病院平均売上、犬猫1頭当たり売上は増加しているそうです。
  
  これは私の実感とも一致します。
  コロナ禍であっても、動物病院業界は順調な伸びを見せています。
  


上記を踏まえると、冒頭で述べた結論に至ります。
動物病院経営は、短・中期的には、まだまだ成長が期待が出来、長期的には、次第にサバイバル競争へ移行していくビジネス
と私は見ています。

”市場が伸びているうちに開業し、ファンや固定客を掴み、来るべきサバイバル競争時代を戦える体制を作る”
という戦略が一つ見えてきましたね。

また、創業期、成長期における資金繰り戦略、
サバイバル競争を生き抜くための現状把握のための会計情報の整備などは
これから開業する動物病院経営者には必須です。

必ず顧問税理士はつけてください。
税理士法人YFPクレアを選んでいただければ幸に思います。

さて、次回は、創業について、少し具体的なお話をします。
ご期待ください。

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投稿者・投稿者チーム紹介

四谷監査3部 動物病院チーム
四谷監査3部 動物病院チーム
フランチャイズの税務を得意とする3部。
創業融資からサポートをはじめて、無理なくできる返済スケジュールや役員報酬まで創業時にまつわるお金のエキスパート!
創業期サポートの誠実さはもちろん、フランチャイザーとの協力で低価格・高品質なサポートを行い、お客様から高評価を頂いている。
フランチャイズとは全く関係ないが、動物好きが集まっていることから動物病院の税務にも力を入れている。税務を通して動物愛護中。
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