相続税申告をするのは、多い人でも人生に2、3度あるかどうかの大きなイベントです。
相続税申告は依頼する税理士によって、結果が大きく変わってくるので、最初の税理士選びは慎重に行う必要があります。
ここでは相続税申告に強い税理士が、相続税申告に強い税理士を選ぶ秘訣についてをお伝えします!
ウェブでわかる!相続税申告の税理士を選ぶコツ
多くの人は、まずはウェブで税理士を見て、問い合わせをして、会って決める方が多いかと思います。
まずはウェブで探してみるときは、下記をご覧ください!
実績が書かれている!
ウェブサイトで色々みて、税理士を決めよう!という方は必ず「実績」をご確認ください。
最近では「なんちゃって相続専門税理士」も増えています。
あまり大きくは書けないのですが、
実は、税理士の下請けをする税理士事務所というのも存在します。
目の前にいる税理士は相続税申告をしない税理士である可能性もあります。
その場合、税理士に相談しても解決することはなく、
中間マージンや紹介料を取られて必要以上に高くなっている可能性も・・・
既にお付き合いがある税理士に依頼を考えている場合は、特にお気を付けください!
税理士報酬が明確
税理士報酬が明確になっているかどうかも判断基準になります。
相続税の経験が豊富な税理士であれば、明確な料金表を掲載しています。
相続税を理解していなければ、料金表も報酬も決められませんから!
税務調査の立会について書かれているか
相続税申告をすると20%の高確率で税務調査が入ります。
5人に1人は入るわけですから、申告とセットで税務調査の対応を考えておく必要があります。
税務調査の立会となった際の立会料金も明確に記載されているかをご確認ください。
会ってわかる!相続税申告を任せて安心な税理士の選び方
ここからは会ってみないと分からないことです。ウェブで探してあたりを付けたら会ってみましょう。
会ってみないと分からないこともありますよ!
担当者とご自身の相性、話しやすさ
意外と重要なのが、担当者との話しやすさです。
身内の内情はとてもデリケートなもの・・・
高圧的な人や思いやりを感じられない人だと、
本当はちゃんと話した方がいいことなのに萎縮してしまうかもしれません。
一番いいのは直接問合せをして相談してみる!
初回面談が無料の税理士事務所も多いですよ。
もう少し気楽に相談したい方ならば、セミナーに参加するのもいい手法です。
もし時間的に可能ならば、相続に強い税理士はセミナーを定期開催しています。
そのセミナーに参加してみて、どんな人が相続税申告をやってくれるのかを見てみるのがオススメです。
多くのセミナーでは、最後に質疑応答があったり、無料の個別相談ができたりします。
話しやすいな…この人だったら話せるな…と思ったら、その時に相談してみても良いですよ。
営業担当者だけを見て、契約してはいけない
相続専門の税理士事務所には営業担当者がいることがあります。
営業担当者との相性がよく、契約に至ったけれども、申告の担当はお世辞にも話しやすいタイプではないこともあります。申告の担当者と直接会うことが重要です。
営業担当者が出てきたときは、契約する前に申告の担当者に会えることを確認しましょう。
話しにくい税理士だとどうなるの?
話しにくい税理士だとこんなことが起こる可能性があるのでご注意を!
- 本当は申告しないといけないものがあったけど、コミュニケーション不足により申告せず、あとからトラブルになった
- 税務調査の時に税理士は調査官の言いなりだった
- 本当は今後の相続や贈与の相談をしたかったけど、できる雰囲気ではなかったので、ほかの税理士を探すことになった。
こんな税理士には頼まない方がいい指標
ウェブサイトに「相続」の文字がない
税理士の中には、事業の税金を専門とする税理士と、相続の税金を専門とする税理士がいます。
また両方できる税理士もいます。
全ての税理士が相続税申告をできるわけではないので、相続を得意とする税理士を選ぶ方が当然いいです。指標として、ウェブサイトに「相続」のページがあるかどうか、その中身を確認しましょう。
事業の業務が多い税理士事務所は当然、事業のページが多くなりがちですが、相続も力を入れていれば自然とページ数は多くなります。
また、相続に力を入れている税理士事務所は申告件数を表示していることが多いです。
それを目安にするのもいいかもしれません。
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