こんにちは、税理士法人YFPクレア 越尾です。

今日は、M&Aの3社目のお話。

この会社、派遣で1年間お世話になった超有名IT系ベンチャーR社。
使ったことない人もR社の名前を知らない人はいないでしょう。

そんなR社の中で、私はできて1年弱のビューティー事業に配属されました。

ビューティー部門。
競合でいえば、ホットペッパーのような美容室の集客サイトの運営を行っている事業部門。ほぼすべての事業においてシェアNO1をとっているR社にとって、このビューティー部門のシェアNO1はどうしても欲しいものでした。

今までの背景があるR社。うまくいくと思いきや、まさかのシステムがダウン。
そのため、美容室オーナー様からはは大変なお怒りを買うことに…

私が加入したのはちょうどそのタイミングでした。
私も当然、女性なわけで、美容室選びには散々苦労をしてきたので、いいお店を探しながら、営業活動を行っていました。

けれども、美容室にとって、ホットペッパーとR社のシステムを入れることは予約の重複などの可能性が高まってしまい、大変危うい。一回ダブルブッキングするだけで、お客様は二度と来なくなってしまう…
そんな美容室のオーナー様の声も沢山聴きました。

そんな中で、R社がM&Aしたのは、業界シェアNO2のV社。
V社の特徴は、ホットペッパーのように、お客様はネット予約ができるのですが、それは仮予約。V社のコールセンターがその仮予約を受けて、美容室に電話。予約を確定するという流れを確立していたこと。

これならば、お客様も思い立った時に予約をとれるし(確定ではないけど)、美容室もWブッキングを防げると喜んでいただけます。

こうしてM&Aを行い、たった20人であのホットペッパーと対抗してきたV社と一緒に働かせて頂きました。

V社の社長も、R社へ。夢のBeat HPB(打倒ホットペッパービューティー!)をうちだし、大変な盛り上がりを見せました。

V社はとても素敵な人たちが多かったのですが、数字を分析し、毎日数字を追いまくるR社の社風とV社の社風はやはり違ったのでしょう…一人…また一人とポツポツと転職者がいましたね。

私は大阪で、V社には大阪の営業マンが特にいなかったのであまり実感はありませんでしたが、やっぱり違うのかなぁ…いやなのかなぁと思っていました。

実は、R社がビューティー部門を立ち上げたころ、V社はR社に対して売却の提案をしていたそうな…。

それを知ったR社の営業マンたちは「もっと早くやってれば!!!」と苦虫をつぶしたような顔をしていましたね。

社名でなんとかできると思ってしまったR社。社名ではどうにもならないこともあることを知るR社。

M&Aの難しいところの一つに、「タイミング」があがります。
売る側も買う側も、そのタイミングで相思相愛でM&Aできるかどうか。

既にR社、V社に加盟してもらっている美容室のオーナーさんの便宜をはかることなど、やることは多々あり、掲載順序の謎のアルゴリズムがガタガタと変更、広告の営業が増えたりとお客様へお話することも大変増えました。

おそらく、まだ夢の達成は出来ていないのかなぁと思いますが、
税理士事務所から応援をしています。

>>>新宿の税理士法人YFPクレアのM&A

>>>R社ビューティー部門

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