【3秒でわかるポイント】
2026年10月に撤廃予定なのは、「106万円の壁」と呼ばれる月額8.8万円以上の賃金要件!
ただし、社会保険の加入条件がすべてなくなるわけではなく、企業規模要件は今後、段階的に縮小・撤廃されます。

106万円の壁がなくなるって聞いたけど、会社には何か影響あるの?
そんなふうに気になっている方もいるのではないでしょうか。
2026年10月に、社会保険の加入要件の一つである「月額8.8万円以上」という賃金要件が撤廃される予定です!
ただし、「これで扶養の壁が全部なくなる!」というわけではありません。
今回は、企業側が押さえておきたいポイントを3つに絞って、できるだけ分かりやすくご紹介します。10月から何を気にすれば良いか分からない方は、最後までチェックしてください!
- 0.1.1. 【3秒でわかるポイント】
- 1. 企業への主な影響はこの3つ
- 1.1. ① 社会保険の加入対象者が増える可能性
- 1.2. ② 会社負担の社会保険料が増える
- 1.3. ③ 手続きや従業員への説明が必要になる
- 1.3.1. ここはチェック!
- 2. まず確認!企業がチェックしたい3つのこと
- 2.1. ① 週20時間以上働くパート・アルバイトがいるか
- 2.2. ② 新たに社会保険の加入対象になる人がいないか
- 2.3. ③ 会社負担の社会保険料がどのくらい変わるか
- 3. 「うちは小さい会社だから関係ない」とは限らない
- 4. まとめ:2026年10月に向けて、自社の対象者を確認しておこう
- 4.1.1. 企業がまず確認したいこと
企業への主な影響はこの3つ
社会保険の加入要件について詳しくは、厚生労働省「社会保険加入の要件」もご確認ください。
① 社会保険の加入対象者が増える可能性
これまで、ほかの加入要件を満たしていても「月額8.8万円未満」のため対象外だった方は、賃金要件の撤廃によって、新たに対象になる可能性があります。
② 会社負担の社会保険料が増える
健康保険料や厚生年金保険料は、従業員だけでなく会社側にも負担があります。対象者が増えれば、その分、会社側の負担も増えることに…。
③ 手続きや従業員への説明が必要になる
新たに対象となる方がいる場合は、社会保険の加入手続きに加え、給与計算にも社会保険料の控除を反映する必要があります。
また、社会保険料の本人負担分が給与から差し引かれ、手取り額が変わる可能性があります。そのため、対象となる従業員には事前に説明しておくことも大切。
ここはチェック!
2026年10月の変更で、すべての企業が一斉に対象になるわけではありません。短時間労働者の企業規模要件は、今後段階的に拡大されます。
まず確認!企業がチェックしたい3つのこと
① 週20時間以上働くパート・アルバイトがいるか
まず確認したいのが、パート・アルバイトの勤務時間。
2026年10月以降は「月額8.8万円以上」という賃金要件がなくなります。
そのため、短時間労働者については、週の所定労働時間が20時間以上かどうかが対象者を確認するうえで、より重要な基準になります。
② 新たに社会保険の加入対象になる人がいないか
勤務時間だけでなく、雇用期間の見込みや学生かどうかなど、ほかの加入要件もあわせて確認しましょう。
「今まで対象外だったから大丈夫」と思っていた方が、新たに加入対象になる可能性もあります。
③ 会社負担の社会保険料がどのくらい変わるか
加入対象者が増えると、会社側にも健康保険料や厚生年金保険料の負担が発生します。
対象になりそうな方がいる場合は、何人いるのか、会社負担がどのくらい増えそうかまで確認しておくと安心。
【経営者の方から多いのが…】
「従業員が社会保険に入るだけなら、本人の負担が増えるだけですよね?」というご質問。
社会保険料は会社側にも負担があるため、対象者が増える場合は人件費への影響も確認しておきたいポイントです!
「うちは小さい会社だから関係ない」とは限らない
「うちは従業員数が少ないから、今回の改正は関係なさそう」と思っている企業もあるかもしれません。
しかし、社会保険の適用対象となる企業規模の要件は、今後段階的に広がっていく予定です。
※ここでいう従業員数は、原則として厚生年金保険の被保険者数で判断します。
つまり、今は対象外でも、数年後には自社が対象になる可能性があるということ。
今回の106万円の壁撤廃だけでなく、今後は「どの会社が対象になるか」という基準そのものも変わっていきます。
「今は関係ないから大丈夫」で終わらせず、パート・アルバイトの人数や働き方を確認しながら、今後の制度変更にも目を向けておきましょう!
まとめ:2026年10月に向けて、自社の対象者を確認しておこう
2026年10月の改正に向けて、企業がまず確認したいのは対象となる従業員がいるかどうか。
制度改正と聞くと、ちょっと難しそうに感じますよね。
でも、やることはシンプル。
企業がまず確認したいこと
週20時間以上働いているパート・アルバイトが何人いるかを確認し、そのうえで学生かどうかや雇用期間など、ほかの加入要件もチェックしましょう。
対象になりそうな方がわかれば、その後の手続きや会社負担の社会保険料も整理しやすくなります!
「この人は対象になる?」
「会社負担はどのくらい変わる?」
など、実際に確認しようとすると迷うケースも…。
そんなときは、弊社のお客様は担当者までお気軽にご相談ください。一緒に確認していきましょう!
投稿者・投稿者チーム紹介
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創立50周年を迎えた税理士事務所です。
新宿(四谷)、さいたま市(南浦和)、松本市の3拠点で活動中。
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税理士法人YFPクレア(東京税理士会 四谷支部 2029)
YFPクレア行政書士法人(埼玉県行政書士会所属 2402701)
YFPクレア社会保険労務士法人(埼玉県社会保険労務士会 1125013)
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