歯科医師による内科クリニック開業サポート

歯科医院の外部環境の変化

歯科医院の増加と患者数の減少

歯科を開業する際に、歯科医院の増加については先生方も1度は聞いたことがあるかと思います。

実際に、歯科診療所の件数は年々上がっていく一方です。

歯科医院の開業数
引用:平成28年(2016)医師・歯科医師・薬剤師調査の概況

一方、患者数に関しては少子高齢化の中で、患者数は減少が見込まれています。

虫歯の数の減少

人口の減少や歯科医院の数の多さだけではなく、
歯の健康への意識が高まった結果、虫歯の数が減っている傾向もあります。
歯科医院を必要とする患者自体が減っているのもあります。

医療法人化をして内科クリニックを経営して、売上アップをはかる!

歯科医院が医療法人化して内科をつくる

医療法人は歯科医師と医師のみが理事長になれます

医療法人の理事長は、歯科医師と医師のみがなれるものです。

医師以外では医療法人の理事長になることはできません。

法人化することで、分院経営ができます

分院を増やして利益を増やす

医療法人は歯科医院も医院も両方を経営することが可能なため、歯科医師であっても医院を経営することができます。

患者数が多く、利益が出やすい内科クリニックを開業することで、歯科だけでは難しい安定した経営をはかることができるようになります。

税理士法人YFPクレアは歯科医院の医療法人化や、財務や税務面での経営サポートを行っております。

歯科医師による 内科クリニック開業のスキームの実績

内科クリニック開業に係る実費や回収スケジュール

初期費用7,000万円
スタッフ数内科医師1名 スタッフ5~6名
売上回収7,000万円
利益回収2,000万円
回収サイト3.5年

通常、0.5~1.5年は赤字になります。

さいたま市の歯科医師の例

弊社のお客様である歯科医院のN先生を例に挙げさせていただきます。
(ご本人には許可を頂いた上で、特定できないように、場所や数字等は少々変更しております)

N先生の歯科医院はさいたま市と東京23区内に分院があります。
保険診療歯科クリニック2か所で売り上げは1億円程度ありました。

しかし、最近は患者数が減っており、患者数アップか単価アップを検討していたところで、内科クリニック開業を提案しました。

場所の決定や競合調査からサポートを行い、内科クリニックを東京23区に開業をしました。

現在は内科クリニックで売上1億円弱利益は年間2,000万円

歯科医院だけでは苦しかった経営状況も飛躍的に改善されました。

内科クリニックの開業の流れ

1、場所の決定

クリニックの開業は場所選びは重要です。
競合のクリニックや診療所の状況、診療科目などを確認や、地元の人たちが行きやすい場所であるかを確認する必要があります。

多くの診療圏調査で算出されているのは「地域内の疾患ごとの患者数を対応する医療機関数で割ったもの」ですので、人気不人気といった競争力は考慮されていません。あくまで理論値です。最近はインターネットのクチコミによる患者の動向も変化しているため、理論値から0.5~2倍ほど変動することがあります。
そのため、実際に現地へ足を運ぶことをオススメしています。競合クリニックの先生の人柄の良しあしの情報や、患者の通院のしやすさ(階段がある・なし、川が流れているなど)に加え、マンションの計画の有無やクリニックモールの吸引力なども御自身で見て触れて感じてその土地の地域の雰囲気や競合のクリニック、診療所の状況を繊細に確認することも必要です。

この調査・選定をしっかりすることで、ある程度は外来患者数は予想ができるようになります。

2、分院長の採用

分院長の採用を行います。

3、設備計画と資金調達

先生の希望に適う設備になるよう、数社の医療機器メーカーと商談、見積をもらい、価格面や機能面、メンテナンスの体制などからご提案します。また、機材は高額なものが多いため、融資が必要になるケースもあります。

また、最近の傾向では、医療設備も補助金や助成金、個人資産税の減税対象になったりもします。タイミングが重要ですので、適したものがあったときにお伝え致します。

4、スタッフの採用

分院長の採用が終わったら次はスタッフの採用です。

5、開業準備

開業の手続きを行います。

開業の際、必要な届け出は税務署、保健所、社会保険事務所、労働基準監督署などがあります。必要な書類を期日までに届け出る必要がありますので注意が必要です。

また、開院にあたって、広告宣伝を行う必要もあります。

6、開業

はやくて半年ほどで開業に至ります。

都道府県によって、医療法人を設立できるチャンスは異なるのでご注意ください!

都道府県 第1回 第2回 第3回
東京 仮受付9月上旬 仮受付3月上旬  なし
医療審議会1月下旬 医療審議会7月下旬
認可2月 認可8月
神奈川 仮受付5月中旬 仮受付9月下旬  なし
事前審査6月から7月中旬 事前審査10月中旬から12月初旬
医療審議会9月下旬 医療審議会2月下旬
認可10月 認可3月
千葉 事前審査
5月初旬から下旬
事前審査
7月中旬から8月中旬
事前審査
12月中旬から下旬
認可8月 認可12月 認可 翌年3月
埼玉 予備審査
6月中旬から7月初旬
予備審査
11月中旬から12月中旬
 なし
認可9月 認可翌年3月

歯科医師が内科クリニックを開業した際の違いや経営上必要なこと

歯科と内科の違い

  • 利益率と運営ノウハウの違い
  • 歯科医師と医師の違い
  • 歯科衛生士と看護師の違い
  • 歯科事務と医科事務の違い

ご存知の情報もあるかと思いますが、クリニック専門担当者がご訪問してご案内いたします。

情報の共有

  • 理事長と分院長の円滑なコミュニケーション
  • 月例ミーティング
  • 分院別損益管理
  • ドクター別収益性管理

分院を作ることで、ご自身の目の届かない範囲がたくさんできます。
分院長やスタッフとのコミュニケーションや管理を行う際も注意は必要です。

事務長の存在

  • 直接雇うか、外部アウトソースするか
  • 適性と経験
  • 専門家との連携

個人の歯科医院との違いは事務長の存在もあります。

私が担当します

代表税理士挨拶

クリニック・不動産専門税理士
柳田幸紀

税理士法人YFPクレアでは、クリニック専門部署を設け、約60のクリニック様を税務サポートしております。

そのすべてのクリニック様を担当者、担当者のサポートスタッフと私で手厚いサポートをしております。

近年は、多くの歯科クリニック様の経営状況が芳しくありません。
そんな歯科クリニック様がより良い経営ができるようにサポートしている中で、医療法人化の方法も提案したのがはじまり。結果的に、歯科クリニックの先生(理事長様)も内科の先生(分院長)にも喜んでいただけました。

これからも、クリニック専門の税理士として、税務はもちろん、経営のサポートをしてまいります。

税理士法人YFPクレアの歯科の医療法人化サービス内容と料金

内科分院 開業前のサポート

専任のコンサルタントゼロからすべてサポートさせて頂きます。

料金:150万円(内容は以下の通りです)

● 内科クリニック開業一式
● 物件の斡旋
● 採用フォロー

医療法人化サポート 

費用:60万円

その他かかる実費は下記の通りです。
※報酬以外に、「保健所の許可申請時」に印紙代が別個発生します。

1.各種手続きの通信費・旅費交通費

2.開設許可時の手数料
 病院  41,000円
 診療所 18,000円 又は 19,000円

3.構造施設使用許可申請(入院施設がある場合にのみ負担)
 病院  43,000円
 診療所 22,000円

開業後のサポート

内科クリニック開業医には、専任のコンサルタントが事務長を代行し、内科クリニックの運営を行います。

● 事務長代行(採用、広告、マネジメント、資金繰り) 30万円/月
● 月例報告(理事長に対して、分院の経営状況の報告と指示の受託) 

ホームページの制作もお任せ下さい!

地域の方々に貴院を知らせませんか!?

税理士法人YFPクレアでは、歯科クリニック様のホームページ制作も行っております。テンプレートを用いることで格安で提供しつつ、貴院のオリジナル要素をふんだんに取り込むことでオリジナルのサイトができます。

最大の特徴は管理更新サポート。
日々の更新やセキュリティの管理はもちろん、SEO対策(検索されやすくする対策)までをYFPクレアで行います。年末年始や夏季休暇など、患者さんにお伝えしたい情報も掲載できます。

お問い合わせフォームへ
お問い合わせ

関連ページ



お問い合わせ