事業はシビアですが、たくさんの創業の相談に乗っていると、「この人は、まー少なくとも大失敗はしないんだろうな」

と思う人に出会います。

ところで、この間あるコンサルタント会社の研修に参加しました。

グループディスカッションが研修のメインですが、その日のテーマは『成功する創業者の特徴は何か』。

さー、いざディスカッション!

 

すると、グループで1番年長者の先生が自信満々で言いました。

 

「成功する創業者にはセンスがある!」

 

いや、それはそうなんだけど、それを言っても仕方ないんじゃ‥

 

私の思う『成功する創業者の特徴』は、下記のようなものです。

前職とこれからやる仕事がきちんとリンクしている

・業界に確かなコネクションを持っている

合理的である(感情より得られる結果を重視するとか、拘るべき数値とどうでもいい数値を明確に理解しているとか。)

・他者の仕事に対して敬意を払える、少なくとも敬意を払っているフリが出来る

こういう人は、まず失敗しません。

 

身も蓋もないというか、つまらないですけどね笑

 

ところで、研修中のディスカッションで”成功する創業者はセンスがある”発言について、私は「それを言っても仕方ない」と思ったと書きましたが、面白い書籍を読みました。

 

「仕事ができる」とはどういうことか?

(楠木建 山口周 宝島社)

 

これによると、センスとは月光仮面で、仮面を取ると寅さんが「それを言っちゃおしめえよ」というそうです。

 

意味を知りたい方は是非一読下さい。

 

読むと前述の年長者の先生は、間違えていなかったのではないかと思いました。

ちょっとタイトルの話まで戻れませんでしたね。

そのうち続きを書きます。

 

監査部佐藤でした。

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