細井ビル6F
幸せの金額(コロナ中に考えました。)

税理士の柳田です。
私は平成13年に会計事務所に入社して、今年で20年になります。
お金持ちや、イケイケの経営者、良い人だけど会社を潰しちゃう方、自殺した方も何人か税理士としてお会いしてきました。
今回、コロナウイルスで、倒産が増え、もしかしたら自殺者も増えるかもしれません。
このような危機には、とにかく生き残ってもらうことが一番です。
ただ、今更ですが、普段からどのようにしておけばよかったのでしょうか。
会社経営の幸せの金額を考えたいと思います。
結論から言いますと
1、粗利 1億
2、社長の給与 2000万円
3、金融資産 1億円
です。
そんなに無いよ!!
という方が、ほとんどでしょうし、私もありません。
ただ、この数字は私が発明したわけではなく、古く昔から言われている金額です。
会社経営はリスクの連続です。
2000万円もらっているから、贅沢をして良いわけではなく、
1億円持っているから、ベンツを買ったり、豪華な家を買ったり、自社ビルを建てたりして良いわけでもありません。
今回の、コロナウイルスの直撃の業種、飲食やレジャー、インバウンドなどですと、毎年2000万円の報酬で、資産が1億あってギリギリ生き残れるかどうかだと思います。
もしかすると、粗利規模がもっと大きいと、1億あっても倒産、自己破産かもしれません。
会社経営は最終的には、お金があるかどうか、によります。
今は、緊急時ですが、平常時から必要な、粗利、報酬、金融資産を意識していただければと思います。