「コロナ倒産」はあなたの街で起こっている

こんにちは、税理士法人YFPクレア 営業部の越尾です。

唐突ですが、ご近所の酒屋さんが閉店しました。

この酒屋さんは地元では有名店で、「酒屋さんの角を右に曲がって…」と言えばだれにでも通じるくらいの酒屋さんでした。
開店から60年、すごくいい品ぞろえで、お酒好きにプレゼントするためのお酒とか、SEOで1位を取った時の祝い酒とか、何かあるたびにお世話になってた酒屋さん。
私が妊娠したときも、旦那さんが一人で祝い酒してたなー…私は飲めなかったけど、授乳が終わったら一緒にまた買いに行って、今度は子供の成長の祝い酒をしよう!って言ってたのに、授乳が終わる前にまさか閉店してしまうとは・・・ショックすぎます。

この酒屋さんは珍しい日本酒や国内の小さなビール会社のビールとか、他では手に入りにくいお酒が沢山取り扱われていました。

ご存知の方も多いかと思いますが、日本酒は今、絶滅危惧酒です。

国内で飲む人が減っているからです。

ただでさえ、最近の若い人たちはお酒を飲まない上、日本酒離れも進んでいますから…。
でも、日本酒って、醸造技術でいうと、最も高度な技術なんです。麹菌の酵素によってでんぷんから糖を作りながら同時に酵母による糖をアルコールを作り出すアルコール発酵をしながら、雑菌を抑えるための乳酸発酵を行う「並行複発酵」は3者が絶妙なバランスを保ちながら行われる、発酵技術の最高峰とも言えます。そこに「ご先祖様」ともいわれる蔵付き酵母…各蔵で深い味わいを与えるこの存在が加わることで、一度酒蔵が廃業してしまえば二度とその酒は味わうことができなくなってしまいます。

そんな酒蔵を応援するかのような、酒屋さん、心底好きでした。お酒が飲めなくても酒かすは買ったな…もうそれも買えないと思うと、我が家の食卓がさみしくなります。美味しいお酒の酒かすはやっぱり美味しいのです。吟醸の酒かすがお手頃で…他では手に入らないよ…嗚呼無念…

 

推測ですが、この酒屋さんは近所の飲食店に卸していたのでしょう。よく配達の車も見ていました、
このコロナの自粛で近所の飲食店は持ち帰りしか営業ができなくなりました。
ピザ屋もイタリアンも、タイ料理やも焼き肉屋も、全部お弁当を売り出すようになりました。
お酒はその飲食店では飲まれないわけですから…

国は確かに融資はしてくれます。ですが、融資は借金です。
いつかは返さなければいけないお金。
高齢の経営者からすると、「いつまで続くかわからない自粛に耐えるために借金をこさえるより、潔く閉店してしまって蓄えで老後を送ったほうが幸せではないか?」と考えたのではないかと思います。

日本は高齢化が進んでいます。商店街のお店も高齢者が営んでいることも多いでしょう。
私の街はかなり子供が多い街ですが、それでも商店街は高齢者が働いていることが多いです。
そんな中、このコロナ自粛で、酒屋さんのように閉店をするお店も増えるでしょう。

コロナ倒産やコロナ閉店は、赤字企業やインバウンドに頼っていた企業だけに起こっているわけではないのです。あなたの街で、あなたの隣人に起こっている。

コロナ倒産、コロナ不況によって、商店街はシャッター街になったり、つまらないフランチャイズやチェーン店ばかりになってしまうのかもしれない、若い人たちが新しいお店を構えることに躊躇させてしまうかもしれない…そう考えると、好きで住み始めたこの街が死んでいってしまうような気がして悲しい。

せめてもの、焼石に水かもしれないけど、生き残ってほしい名店にはお金をじゃんじゃん使うことにしました。美味しいピザ屋、国産原料にこだわった素朴で美味しいドーナッツ屋、無添加&元帝国ホテルシェフが作るパン屋、イタリア人もビックリな絶品ジェラート屋、子供も歓迎してくれる家系ラーメン屋など、私の胃袋を満足させる素敵な名店を生き残らせるのは、じもぴーも責務とさえ感じております。

コロナで死ぬのは人だけではない、大好きな街並みも死んでしまう!

ぜひ、皆さん、10万円をさっさと受け取って、地元の名店でじゃんじゃん使いましょう。
貰わなければ、また国庫金としてお蔵入りするだけです。国内で循環するようなお店で使うとさらに良いですね。
地元じゃなくても、応援したいお店やサービスに使いましょう。
うちも赤ちゃんの分を含めて30万円!復興のために、授乳でスケールアップした胃袋を満足させるために、二度と酒屋さんのようなお店を出さないために、自分でできることからやります!

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