神の一手

時代はAIファーストへ

 

みなさんこんにちは、YFPクレア 新井です。

 

2021年3月23日第34期竜王戦2組ランキング戦準決勝で藤井聡太二冠(王位・棋聖)が指した57手目がネット上で神の一手と呼ばれている。
また、ある記事によれば「本年度を代表する歴史的な妙手」であると評されている。

本局はネット上で中継され、画面上にAIによる最善手が表示される。
誰もが飛車をとる一手と考えるところ、AIが示す最善手は「4一銀」と持ち駒をただ捨てする一手を示した。解説していたプロ棋士によれば「人間には指せない」と言わしめる。
ここで藤井二冠は59分の長考の末、その最善手を放った。結果、75手をもって藤井二冠の勝利である。これで竜王ランキング戦はデビュー以来、無傷の23連勝を達成した。

 

2020年度の藤井二冠は公式戦44勝8敗、勝率は0.846で勝数と勝率で全棋士中1位を獲得。
2017年度から4年連続の勝率8割以上は史上初の快挙である。

そして今年度を振り返ればなんといっても史上最年少で8大タイトルの一つである「棋聖」を獲得したことであろう。相手は現役最強棋士とも言われる渡辺明棋聖(当時)から3勝を挙げタイトルを奪取した。
さらには並行して行われていた「王位」のタイトル戦でも「千駄ヶ谷の受け師」との異名をもつ強豪、木村一基王位(当時)から4連勝を挙げタイトル二冠を達成した。
勝ち続ければ当然戦う相手も強くなっていくし、これだけ注目を集めれば対戦相手の「藤井対策」が練られて然るべきである。

そんなことを物ともせず自分の将棋を指し続けられる精神力は驚嘆に値する。
真似しようとも一朝一夕にできるものではない。それだけでも天才たる所以だと感じる。

 

そんな藤井二冠はパソコンを自作し、それで将棋ソフトを使って研究をすると聞く。
AIの台頭により変革をもたらされるのは将棋界だけではなく、税理士の世界も同じである。
AIにより税理士の仕事は取って代わるなどと評されることもあるようであるが、そんなことはない(少なくとも筆者は否定する)。
税務の世界はクライアントによってあるいはその立場や状況によって先を見通す力が求められる。

我々は「神の一手」ならずともクライアントにとっての「最善手」を追求する姿勢は持ち続けなければならない。

 

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