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【確定申告】遺伝性乳がん・卵巣がん症候群 発症前切除手術も医療費控除の対象に

大阪国税局は、遺伝性乳がん、卵巣がんが疑われる患者に遺伝カウンセリングと遺伝子検査を行い、遺伝子検査を行い、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群と確定診断された患者が乳房切除の手術または両側卵巣卵管切除手術を行った場合の費用が医療費控除の対象になると公表しました。
遺伝性乳がん・卵巣がん症候群は生まれつき乳がんや卵巣がんを発症しやすい遺伝性新患とされています。
もしかしたら「もしかしてアンジェリーナ・ジョリー!?」と思われた方もいるかもしれません。
ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんは数年前に乳がんの予防のためにこの手術を受けて大きなニュースになりました。
遺伝性乳がん・卵巣がん症候群と診断された方は遺伝性変異がない方と比べて乳がん発症のリスクは6~12倍、卵巣がんは8~60倍と変異がない方と比較して確率が高くなるものの、手術を受ければ発症リスクをほぼ確実に減少させることができるといいます。
※ 予防目的の手術は保険診療の対象外なので全て自己負担になります。
※ 遺伝カウンセリング、遺伝子検査は医療費控除の対象にはなりませんが、手術をうける場合は遺伝カウンセリングも遺伝子検査も医療費控除の対象になります。
乳がんというと最近では市川海老蔵さんの奥様でいらっしゃる小林麻央さんがお亡くなりになりました。
女性としては苦しい手術だと思いますが、全ては命あってこそ…
ご検討中の方は医療費控除もご検討下さい。