みなさんこんにちは、浦和オフィス監査部 鈴木です。
今回は読書の秋ということで、アメリカの歴史学・会計学者がルイ14世が自ら資産の帳簿を持っていたことを知ったきっかけに書かれた作品のご紹介です。
「帳簿の世界史」 ジェイコブ・ソール署
文藝春秋BOOKS「帳簿の世界史」紹介ページ
1章では「帳簿はいかにして生まれたか?」が紐解かれます。
奴隷が帳簿係を務めていたアテネ
ハンムラビ法典で会計原則が定められていたバビロニア
歴代の皇帝が帳簿を公開していたローマ 等……
へえ~そうなんだ!の連続です。
中ほどには進化論のダーウィンに関する記述があります。
ダ―ウインに関しては、世界を回るのに誰がお金を出したんだろう?と以前より不思議に思っていました。
答えの記載はありませんが、奥さんとカードゲームの勝敗・勝率・その時どんな様子であったか等、
生活の全てにおいて事細かに記録されていたようです。
これほど記録が出来る人だったのか!と驚きました。
彼にお金を出したのは、おそらく「信用」だったのでしょう。
帳簿と信用って結びつきが深いです。
それは今でもそうなので、帳簿の歴史から信用の歴史が学べるのかもしれません。
よろしければお読みください。
ではまたー。
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