みなさんこんにちは、阪神ファンの村上洋介です。浦和7課所属です。
2023年は阪神タイガースの38年ぶりの日本一に輝き、最高の年になりました。

私は小学1年からの阪神ファンで青森の出身です。
かなりの確率で「青森なのになぜ?」と聞かれます。

幼少期からテレビでプロ野球を観ていましたが、東北なので巨人戦ばかり。
当然、青森には巨人ファンが多いのですが、私は対戦相手ばかりに目が行っていました。
黒一色のキャップである巨人に対し、赤の広島、青の中日、黄色いつばの阪神、この三色が好きで、特に縦縞でキャラクターが虎、キャップのつばの色が違う阪神が一番のお気に入りでした。
明確な理由といえばそれぐらいのもので、あとは「なぜかわからないけど好きでたまらない」としか説明できないのです。

昔は今のようなネット環境はなかったので、試合結果はニュースか新聞でしか知ることができませんでした。
夜のニュースが始まるころには寝ていたので、朝の新聞でドキドキしながら試合結果を確認。
前夜に関東で(?)放送されたプロ野球ニュースが翌朝に放映されていた時期もあり、早起きしてプロ野球ニュースを見るのも楽しみでした。

小学校の高学年になると、新聞の阪神の試合結果部分の切り抜きをノートに貼って、大事に保管していたこともありました。
表紙には「阪神の成績」とタイトルを書いて、表紙の裏にはプロ野球チップスで当てた掛布選手のカードを貼っていました。「本塁打王を目指せ!」とメッセージを添えて。
今でも番号札を選ぶことがあれば「31番」を探します。
小学6年の時にはクラスの広報係に所属し、月に一回、廊下に掲示する新聞を作成。
私は広島ファンの友人と『広島・阪神プチ情報』というコーナーを担当していました。

中学3年時の東京への修学旅行で、初めてのナイター観戦。幸運なことに神宮球場でのヤクルトVS阪神戦でした。
5月上旬だというのに青森では考えられないような生ぬるい風。学ランだけでも寒くないという快適さ。何よりもライトに照らされたグラウンドでプレイする選手がとてもカッコよく見えました。
東京の人にはこんなに身近にプロ野球が存在していて、なんて幸せな人たちなんだろうと羨ましく思ったものです。
この時「高校を卒業したら上京しよう」と心に決めました。

今は結婚して子供もいますので、簡単には生観戦はできなくなりましたが、7年ぐらい前までは妻と休みの度に球場に足を運んでいました。
関東では阪神はビジターですので、東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム、阪神が甲子園で試合の時は、中日、広島の応援。基本、プロ野球観戦自体が好きなので、各球団の応援グッズはそろっています。

先日、病気でこの世を去った阪神タイガースの横田慎太郎選手のこともレフトの応援席から何度も見たことがありました。2016年のことです。
実は以前、阪神に在籍していたマートン選手が、アウトカウントを間違えて(「3アウト・チェンジ」と勘違いして)、キャッチしたフライのボールをサービスで客席に投げ込んでしまうという『事件』が発生し、それ以来、阪神ファンは、外野の選手にアウトカウントを伝えるという習慣ができていました。特に関東の球場では、ビジター応援席の前で守るレフトとセンターの選手が洗礼を受けます。
「高山!ワンナウト!」
「横田!ツーアウト!」
という声がファンから浴びせられます。
レフトの高山選手は呼応するように高々と指を突き刺してファンにアピールするのに対して、横田選手はハニカミながら腰のあたりでチョコンとキツネのポーズ(人差し指と小指を立てる、いわゆるツーアウトのポーズ)をするといった感じでした。
横田選手が恥ずかしそうにしているので、もう阪神ファンには格好の標的です。
「横田!」「横田!」と呼んで、もっとアピールさせようとするのですが、横田選手はまじめな性格ゆえに、すぐに試合に集中。ファンは相手にしてもらえませんでした。

金本監督のもと「超変革」のスローガンを掲げて、育成に重点を置いたチーム作りへ方針を切り替えた2016年の阪神。その象徴が1番高山、2番横田でした。「ここから阪神は生まれ変わるんだ」と武者震いしたことを覚えています。
あれから8年の時を経て、阪神はついに日本一に到達しました。
残念ながら高山選手は戦力外になり、横田選手は天国へと旅立ちました。
一度でも阪神のユニフォームに袖を通した選手はみんな阪神ファミリーの一員。
日本一は試合で活躍できなかった選手も含め、スタッフやファン、全員で勝ち取った栄冠です。
来季は「アレンパ(アレ連覇)」に期待です!

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