みなさんこんにちは。
2024年7月に一緒に出羽三山に登った山伏の友人から
「今年もお山に登りませんか?」
とお誘いをいただきまして、山形県にある出羽三山に再び行ってきました。
出羽三山とは羽黒山、月山、湯殿山の総称で
出羽三山神社HPより
江戸時代までは神仏習合の権現を祀る修験道の山であった。
私の旅の目的はあくまでも「月山登山」ですが、先達してくれた友人のおかげもあり、信仰のための登拝に同行させてもらうという貴重な体験ができました。
1日目:羽黒山(出羽三山神社)
標高414mの羽黒山は老若男女、気軽に登ることができる低山です。
スニーカー&スカートで登っているお年寄りがたくさんいました。
山頂までは2446段の石段がずーーーーーっと続きます。
登頂には1時間ほどかかるため、のんびり登ります(笑)
石段を登りきると「出羽三山神社」があります。
この神社は「三神合祭殿」があり、お参りするだけで「羽黒山」「月山」「湯殿山」の神様全てをお参りしたことになるありがたい神社でもあります。
2日目:月山(月山山頂小屋泊)
標高1,984mで日本百名山や花の百名山に選定されている山です。
時間も体力もない私は、8合目まで車で行き、そこから登ります。
8合目からとはいえ、そこから頂上までの登りのコースタイム3時間!
普段1時間で登れる高尾山ばかり登っている私にとっては、気を引き締めなければならない山行です。
友人は山伏の白装束で登拝。
足元も白い地下足袋といういで立ちで、厚い靴下と靴底の厚い登山靴を履いている私とは全く違う!
月山登山道は大きな岩や石がゴロゴロしています。
「足、痛くないの?」と聞いたところ、「山に入るときは地下足袋で入るから慣れているし、底が厚い登山靴より岩を足裏でつかめるから歩きやすいよ」と、ニコニコしながら言ってました(すごい。。。すごすぎる。。。)
登山道にはところどころに行場があり、友人は勤行をしながら登ります。
すれ違う他の山伏や登山者とは「ようお参りでした」「ようお参りです~」とあいさつしていました。
普通、登山道でのあいさつは「こんにちはー」が定番ですが、さすが信仰のお山、声掛けも違うのだな~と感心しました。
月山神社は月山の頂上にあります。
この日は月山頂上小屋に1泊でしたので、参拝は次の日の朝にしました。
月山の山小屋はとても快適な山小屋です。
都内の快適さとは比べられませんが、多少の不便さはまったく気になりません。
登頂した充足感やここに来させてもらえた全てのことに感謝です!
3日目:月山(月山神社)→湯殿山(湯殿山神社)
山小屋の朝ごはんは早く、月山小屋の朝ごはんは6時です。
月山神社は7時から祈祷開始ということで、朝一番でご祈祷をしていただきました。
山頂神社でのご祈祷は最高!
御朱印をいただくのを忘れたことは一生の不覚(泣)!
来年また来ることをひそかに誓い、8時出発で下山しました。
下山道でも友人は勤行しつつ、私はのんびり風景をながめつつ、ゆっくりと8合目まで下山し、車で湯殿山神社に向かいました。
湯殿山は1,500mの山で中腹に湯殿山神社があります。
今回は湯殿山への登山はせず湯殿山神社へ車で向かいました。
湯殿山神社は
「語るなかれ、聞くなかれ」
といわれている神社です。
特にご神体が。。。すごいです( ゚Д゚) でも言えない。。。
松尾芭蕉も「語られぬ 湯殿にぬらす 袂かな」と詠んでいます。
当時からネタバレ禁止の神社だったのだなと思うと、そのネタを知っていることにニンマリします( ̄― ̄)ニヤリ
機会がありましたら、ぜひご参拝ください。
あ、ご参拝の際にはタオルを忘れずに!(理由は。。。語るなかれ(笑))

↑月山にて 休憩中のワタクシ

↑月山山頂神社と友人の山伏
投稿者・投稿者チーム紹介

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税理士法人YFPクレア最大オフィスの四谷オフィスです。
医療チームや漫画家チームなどのチームが在籍。
人数が増え続けて席数が限界になってきた四谷オフィスです。
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