こんにちは、浦和オフィスの矢島です。
前々回は【一戸建ての受難】、前回は【休日の受難】、と受難シリーズをお伝えしましたが、他の方からのご要望がありましたので、駅伝小僧に戻る事にしました。
今回は今年の箱根駅伝について皆様と語り合いたいと思います。

今年は凄かったですが、印象に残っている事を幾つかお伝えいたします。

  • 1区、中央大の吉居選手の飛び出しは素晴らしかったですね。
    ただその時に優勝候補の青山学院大学と國學院大學の選手は吉居選手について行ってほしかった。
    監督から「青山学院大学と國學院大學以外の選手が飛び出してもついて行くな。」と指示が出ていたのだと思いますが、力のある選手は他の学校の選手に簡単に区間賞を取らせない走りをしてほしいです。
    各大学の監督さん、自由に走らせて勝負させてあげてください。
    視聴者も皆それを望んでいると思います。
  • 各大学のエースが集まる2区、歴史的な記録が沢山出ましたね。感動的でした。
    21人全員が1時間8分代(5分代が3人、6分代が8人、7分代が4人)です。
    区間新で区間賞を獲得した東京国際大学のエティーリ選手は前回、予選会でトップを走っていましたが後ろの人と接触転倒し本選に出場できませんでしたので、今回は本人も喜んでいたことでしょう。

    また、本番後の特番をテレビで見ましたが、2区を走った選手が駆け寄りお互いに健闘を称えあっていました。区間新、区間賞のエティーリ選手のところに駒澤大学の篠原選手が「ナイスラン、ユーアーストロング」と声をかけ握手を交わしていました。
    他にも、國學院大學の平林選手が青山学院大学の黒田選手に駆け寄り「日本人トップだった?」「違う、(創価大学の)吉田さん」「(吉田)響? すげーなー」と話をしていたのが印象的でした。
    各大学のエース同士で皆同じような悩みを抱えている中で頑張っていたのでしょう。

さて、ここで問題です。

人数や距離の違いはあれど、出雲駅伝・全日本大学駅伝を制した國學院大學が、箱根駅伝は制することはできませんでした。
何故でしょう?
ヒントは出雲、全日本には無く、箱根にあるものです。

私は「山(5区、6区)」だと思います。早い時期からスペシャリストを育てなければ箱根は制する事ができない。と思いました。
4区までにリードしていてもすぐに逆転されてしまいますので。

次にルールについて思う事をお話して終わりましょう。
駅伝を見ていて思うところが1つあります。
前を走っている他校の選手の後ろにピッタリ付いて走る光景を見ますよね。
理由として風除けに使う事、ペースメーカーの代わりとして引っ張ってもらう事がありますが、どうなのでしょう?

もちろんルール上は問題ありませんが、前を走っている選手が不利になりますので、できれば並走してほしいです。
ここで「後ろに付かず並走しなければならない」又は「後ろに付く場合は前の選手と10メートル以上後ろを走らなければならない」というルールができれば良いと思います。
距離が長いので、競歩のように審判を張り付ける事ができませんから現実的ではないという事はわかりますが、積極的に勝負に出て前を走って引っ張っている選手が不利にならないようなルールができるようにと願っています。

並走と言えば思い出すのが、2区、当時東洋大学の相澤晃選手と東京国際大学の伊藤達彦選手の15キロの並走です。
伊藤選手は相澤選手の後ろに付いて力を温存したりせず、「先に行くのは俺だ」と言わんばかりに並走を選びました。
最後は相澤選手がスパートをかけて先に行かれてしまいましたが、途中で前に出る走りは他の選手も見習ってほしいです。

皆さんはどう思いますか?

次回に続く・・・

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