みなさんこんにちは、医療コラム担当の及川です。
村上の医療コラムでは医療法人について説明していましたが、こちらでは医療に係る業種について説明できればと思います!
まず今回は、医療の業種について紹介していきます!
厚生労働省が「医療関係従事者数」として公開していた一覧の職業を医療従事者として説明していきます。
(以下で紹介する職業は、資格や免許が必要な医療関係の職業)
1.【医師や助産師、看護師など】
これらの職業が最も“医療従事者”として思い浮かびやすいカテゴリに含まれるものではないでしょうか。
病院や診療所・クリニックで患者さんの治療や患者さんのケア、診療の介助をされる方々です。
- 医師
…病気やケガの治療・診察を行う。病院に勤めている場合は「勤務医」、診療所などを開業すれば「開業医」となる。
他にも、研究機関などに勤務する「研究医」と呼ばれる職業もある。 - 助産師
…かつては“産婆”とされていた職業。現在は国家資格が必要な仕事となっている。
日本の法律では女性のみの職業であり、妊婦の出産前後に広く関わりサポートをする。 - 看護師
…医師の指示の下で患者の診療や診察の補助をする。
血圧や体温の測定、採血など患者と接することが多く、精神面のケアもしている。
手術室に配属される看護師は術中の器材の手渡し、麻酔の介助など手術の補助を行う。 - 准看護師
…医師や看護師の指示の下、病気や怪我を患っている人の看護や診療の補助を行う。
看護師との違いは資格の発行者。国が発行する国家資格ではなく、都道府県知事が発行する資格となる。
しかし、介護福祉士には許可されていない医療行為が可能なため、介護施設など必要とされる仕事場は多い。 - 救急救命士
…一般の救急隊員とは異なり、救命救急士国家試験が必要。
主に救急車内などの救急現場において医師と連絡を取りながら処置をする。
除細動や気管挿管、点滴処置、薬剤投与などの高度な救命処置が認められている。 - 薬剤師
…病院や薬局で医薬品の調剤、管理、販売などを行う。製薬会社で働く薬剤師の場合は、薬の研究・開発が仕事となる。
病院、調剤薬局、行政機関など、施設によって仕事の内容が変わる。 - 保健師
…赤ちゃんからお年寄りまで、その地域の全世代の保健指導や健康管理が仕事。
看護師のように病気の治療に関わるわけではなく、病気や健康トラブルを未然に防ぐ予防医療の役割をする。
病院や介護施設、企業や教育機関など、活躍の場は幅広い。
以上となります。
パッと思い浮かぶ医療従事者にもさまざまな分野があり、それぞれ役割があるのが伺えますね。
次回は、特殊な医療業務の業種紹介をしていこうと思います!
税理士法人YFPクレアには法人個人問わず、医業に特化した担当者が多く在籍しておりますので、気になることがありましたらお問い合わせいただけましたら幸いです。
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